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リセットICとは?基本の仕組みと最適な選定ガイド

リセットIC(ボルテージディテクタ、電源監視IC)は、電子機器の電源電圧を監視し、規定値(しきい値)に達した際にリセット信号を出力してシステムを安全に制御する電源ICです。車載機器や産業機器において、マイコン単体では防ぎきれない電源瞬断や電圧不安定時の「誤動作」を未然に防ぐフェールセーフ(安全確保)として機能します。

ミネベアミツミのリセットICの特長・メリット:

  • 業界トップクラスの実績: アナログ半導体で40年以上の開発・設計・製造の一貫体制
  • 超高精度な検出: 温度特性を含めた高い電圧検出精度で、安全な領域を確保
  • 豊富なラインアップ: 40V高耐圧、AEC-Q100対応、3-in-1(2chリセット+過電圧検知)、超小型パッケージなど、車載から民生まで対応

1. リセットICとは?

リセットIC(ボルテージディテクタ、電源監視IC)は、電源ICの一つです。
主に電子機器の電源電圧を監視する目的で用いられ、電圧が規定の値(しきい値)に達したことを監視・検出することができます。

リセットICは、身近な機器に多く使われています。事務機器や白物家電など、あらゆる電子機器が安全に起動したり停止したりするのを、リセットICは「電源電圧を監視する」というかたちで実現しています。リセットICの機能をマイコン(MCU: Micro Controller Unit)等で包括するケースもある一方で、リセットICだから実現できる機能や安全性もあります。次の項目で、リセットICでできることを詳しく紹介していきます。

※リセットICは、ボルテージディテクタ、スーパーバイザなど様々な名称で呼ばれています。

2.リセットIC(電源監視IC)にはどのような役割やメリットがありますか?

リセットICの主な役割は、電源電圧を常に監視し、電圧降下や瞬断が発生した際にマイコン(MCU)等のシステムを安全に停止・再起動させて「誤動作」を防ぐことです。
マイコン単体では対応しきれない予期せぬ電圧不安定(起動時の立ち上がり・切断時の立ち下がり)に対し、独立した外部回路として確実にフェールセーフ(冗長性)を確立できる点が最大のメリットです。 具体的には、システムの「誤動作防止」「電池の長寿命化」「過電圧検知による回路保護」といった機器の安全性・信頼性向上に貢献します。

マイコン(MCU)を安全に起動/停止する。

多くの電子機器にはマイコン(以下 MCU)が搭載されており、MCUは電子機器の動作を制御する頭脳のような役割を果たします。
MCUには最低動作電圧が定められており、これを下回る電圧が供給されている状態や、電源電圧が不安定な状態でMCUが起動すると誤動作が引き起こされ、機器自体も誤動作・故障にいたる可能性があります。
また、MCUが安定した動作を行うには、起動時にパワーオンリセット(POR : Power On Reset)*をすることが必要です。電源の立ち上がりが不安定だと、MCU内蔵のパワーオンリセットができない場合があり、起動後の動作が不安定になってしまうことがあるためです。
*パワーオンリセット・・・起動時にMCU内部のレジスタなどを初期化する動作。


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リセットICは、電源ICの出力電圧がMCUの動作電圧以上になったことを監視し、MCUへのリセット信号を解除することでMCUを起動させることができます。
また、遅延時間を設定することで、MCUがパワーオンリセットに必要な間、MCUをリセット状態に保つことも可能です。

リセットの出力形式にはCMOS出力とオープンドレインの出力があります。代表例ではオープンドレインの出力でご説明しています。
また、MCUの電源電圧が低下し、最低動作電圧に近づいた際に瞬時にリセット信号を出力することで、MCUを安全にシャットダウンします。


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ミネベアミツミのロングセラー「THE・RESET IC」

シンプル 単機能

シリーズ名
IC-PST81
IC-PST82

遅延回路あり、外部設定

シリーズ名
IC-PST83
IC-PST84

電池の使用時間を延ばす

電池(バッテリー)は、残量がゼロに近づくと急激に出力電圧が下がります。
そのため、電池で動作する機器は、電池の出力電圧の低下が加速する前に機器の動作を制御しないと、機器の誤動作・故障につながります。
リセットICで電池の出力電圧(電池電圧)を監視すれば、電池電圧が急激に低下する前にリセット信号を発し、機器の動作を制御することができます。
加えて、検出電圧が高精度なリセットICを利用すると、電池の使用時間を延ばすことにもつながります。


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電池駆動の機器に最適なリセットIC 高精度±0.5%で検出/検出電圧0.8V~

消費電流 0.25uA

シリーズ名
IC-PST81
IC-PST82

遅延回路あり/消費電流 0.35uA

シリーズ名
IC-PST83
IC-PST84


「車載」定格40V、バッテリーの電圧監視に最適なセンス分離リセットIC

5~10V検出/Active L

シリーズ名
PST114

5~10V検出/Active H

シリーズ名
PST11D


「車載」定格40V、バッテリーの電圧監視に最適なセンス分離2chリセットIC

5~10V検出

シリーズ名
PST122A

MCUの冗長性として活用する

リセット機能を内蔵したMCUを使用する場合も、リセットICを併用することが求められるケースもあります。
例えば、車載機器や産業機器など、高い安全性が求められる機器においては、MCUだけで電源監視を行うことは安全と言えない場合もあります。
万が一MCUが不具合を起こして電源監視がうまくできない場合のフェールセーフとしてリセットICを用いれば、冗長性の高いシステムを構成することができるでしょう。


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安全なシステムに貢献。様々なニーズに応えるリセットIC

マニュアルリセット機能付き/遅延端子あり

シリーズ名
PST893R
PST894R

マニュアルリセット機能付き/タイマー内蔵

シリーズ名
PST87xR
PST88xR

タイマー内蔵

シリーズ名
PST87xA
PST88xA

センス分離/遅延端子あり

シリーズ名
PST853A
PST854A

センス分離

シリーズ名
PST851A
PST852A

電圧の上昇を監視する

リセットICは、電圧の上昇(=過電圧)検出の用途にも使用されます。
過電圧の検出は、主に車載機器で求められます。
車のバッテリーから供給される電源電圧が何らかの原因で上昇した際に、過電圧検出の機能があれば、システムの中枢を担う部分(MCU等)が誤動作・故障するのを未然に防ぐことができるためです。
MCUのA/Dコンバータ(ADC)で過電圧を検出することも手軽な手段ですが、安全が重視される車載機器では、MCUとは別に電圧の検出機構を設けることが要求される場合があります。そのような場合は、過電圧検出機能を持つ複合IC等を使用する、コンパレータ等で検出回路を構成するなど方法は様々ですが、リセットICを使うことも有効な方法です。
次のブロック図のようにリセットICを使えば、MCUから独立した機構で電圧の低下・上昇を監視することができます。コンパレータを使うよりも回路構成はシンプルになります。また、電圧上昇を高精度に検出できるリセットICを用いると、より高い安全な過電圧の検出が実現できるでしょう。


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「車載」定格40V、バッテリーの電圧監視に最適なセンス分離リセットIC

5~10V検出/Active L

シリーズ名
PST114

5~10V検出/Active H

シリーズ名
PST11D

「車載」定格40V、バッテリーの電圧監視に最適なセンス分離2chリセットIC

5~10V検出

シリーズ名
PST122A

不定領域をなくして安全領域を確保する

MCUに動作電圧範囲があるのと同様に、リセットICにも安定して動作することができる電圧の範囲があります。
標準的なリセットICでは監視対象の電源をリセットIC自身が動作するための電源として使用するため、監視対象の電源がリセットICの動作電圧範囲を下回った場合には正常に動作できず、不定状態(リセット検出状態を保てない)が発生し、MCUの誤動作を引き起こす可能性があります。

この問題はリセットの最低動作電圧に近い1V付近の電圧監視時に顕著に表れます。
センス分離型のリセットICは"監視対象の電源"と"リセットICの電源"の入力端子をそれぞれ個別に設けることで、この問題を解決します。


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オフシーケンスをコントロールすることに活用する

多くの電子機器にはマイコン(MCU)*などが搭載されており、複数の電源ラインがあり、立ち上がりや立下りを順番通りに行わないと破壊や誤動作につながる恐れがあります。
リセットICは電圧を監視する役目を持っており、オープンドレインの出力端子を持っているたデザインによっては、立下がりシーケンスを補助する役割で使用されることがあります。
ただし、リセットICのオープンドレイン端子はON抵抗が高く外付けの電荷を抜くには時間がかかかってしまうという欠点もあります。

オフシーケンスのコントロールに特化したICの紹介

ディスチャージICとは

ディスチャージICは、その名の通り出力容量を放電するために使用するICです。
電気回路を設計する際にはディスクリートのFETやリセットIC(オープンドレインタイプ)が使用されていました。
ミネベアミツミでは、簡単にオフシーケンスをコントロールしたいとの市場要望を受けてトランジスタととインバータで構成された、ディスチャージICを量産しています。


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電源ICの出力容量を放電するIC ”ディスチャージIC”

1ch 正電圧ディスチャージ

シリーズ名
MM3781

3ch 正電圧ディスチャージIC

シリーズ名
MM3818

1ch 負電圧ディスチャージIC

シリーズ名
MM3782

3.ミネベアミツミのリセットICにはどのような特長や強みがありますか?

40年以上の開発・製造実績に基づき、環境変化の大きい車載や産業機器向けとしても、安定した動作に寄与する「優れた温度特性と検出精度」を備えている点です。

  • 高精度&低ばらつき: 独自の回路設計により、遅延時間のばらつきを従来比で大幅に低減。システムの安全領域を確保します。
  • 1チップで省スペース: 1個で2chリセットや過電圧監視をこなす複合製品(3-in-1など)をラインアップ。部品点数と実装面積を削減します。
  • 既存基板の配線パターンを流用しやすい仕様(NCピン等)も揃えており、日々の設計ニーズに柔軟にお応えします。

リセットセレクト

標準リセットIC

構成例 出力論理 最大定格 シリーズ型名 出力タイプ

遅延時間

センス分離

マニュアルリセット

シリーズ (パッケージ)
単機能リセット
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Active Low 12V IC-PST81 CMOS出力

PST81□□R□ (SSON-4)
PST81□□U□ (SC-82)
PST81□□N□ (SOT-25)
IC-PST82 N-chオープンドレイン

PST82□□R□ (SSON-4)
PST82□□U□ (SC-82)
PST82□□N□ (SOT-25)
7V IC-PST86 N-chオープンドレイン

IC-PST86□□R□ (SSON-4)
IC-PST86□□U□ (SC-82)
IC-PST86□□N□ (SOT-25)
センス分離型
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リセットIC自身の電源電圧とは別の電圧を監視できる
Active Low 12V PST851A CMOS出力

PST851A□□□R□ (SSON-4)
PST851A□□□U□ (SC-82)
PST851A□□□N□ (SOT-25)
PST852A N-chオープンドレイン

PST852A□□□R□ (SSON-4)
PST852A□□□U□ (SC-82)
PST852A□□□N□ (SOT-25)


構成例 出力論理 最大定格 シリーズ型名 出力タイプ

遅延時間

センス分離

マニュアルリセット

シリーズ (パッケージ)
遅延端子あり
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Active Low 12V IC-PST83 CMOS出力

外部設定

PST83□□R□    (SSON-4)
PST83□□U□    (SC-82)
PST83□□N□     (SOT-25)
IC-PST84 N-chオープンドレイン

外部設定

PST84□□R□     (SSON-4)
PST84□□U□     (SC-82)
PST84□□N□      (SOT-25)
7V PST893A CMOS出力

外部設定

PST893A□□□R□ (PLP-4)
PST893A□□□U□ (SC-82)
PST893A□□□N□  (SOT-25)
PST894A N-chオープンドレイン

外部設定

PST894A□□□R□ (PLP-4)
PST894A□□□U□ (SC-82)
PST894A□□□N□ (SOT-25)
PST89DA CMOS出力

外部設定

PST89DA□□□R□ (PLP-4C)
PST89EA N-chオープンドレイン

外部設定

PST89EA□□□R□ (PLP-4C)
遅延端子あり / センス分離型
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リセットIC自身の電源電圧とは別の電圧を監視できる
Active Low 6.5V PST853A
CMOS出力

外部設定

PST893R□□□N□ (SOT-25)
PST854A
N-chオープン

外部設定

PST894R□□□N□ (SOT-25)
Active Low 40V PST114 N-chオープンドレイン

外部設定

PST114□□□N□ (SOT-26)
Active High 40V PST11D N-chオープンドレイン

外部設定

PST11D□□□N□ (SOT-26)
遅延端子あり / マニュアルリセット付き
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監視対象の電圧にかかわらずMR端子への信号でリセット信号を出力できる。
Active Low 6.5V PST893R
CMOS出力

外部設定

PST893R□□□N□ (SOT-25)
Active Low 6.5V PST894R
N-chオープンドレイン

外部設定

PST894R□□□N□ (SOT-25)
遅延内蔵(Timer内蔵)
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Active Low 7V PST809 CMOS出力

内部設定

PST809□□□□U□ (SC-82)
PST809□□□□N□ (SOT-23)
PST803 N-chオープンドレイン

内部設定

PST803□□□□U□ (SC-82)
PST803□□□□N□ (SOT-23)
Active Low 6V PST87xA CMOS出力

内部設定

PST87□A□□□R□ (SSON-4)
PST87□A□□□U□ (SC-82)
PST87□A□□□N□ (SOT-23)
PST88xA N-chオープンドレイン

内部設定

PST88□A□□□R□ (SSON-4)
PST88□A□□□U□ (SC-82)
PST88□A□□□N□ (SOT-23)
Active High 7V PST810 CMOS出力

内部設定

PST810□□□□U□ (SC-82)
PST810□□□□N□ (SOT-23)
PST804 N-chオープン

内部設定

PST804□□□□U□ (SC-82)
PST804□□□□N□ (SOT-23)
遅延内蔵(Timer内蔵)/ マニュアルリセット付き
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監視対象の電圧にかかわらず
MR端子への信号でリセット信号を出力できる
Active L 6V PST87xR CMOS出力

内部設定

PST87□R□□□R□ (SSON-4)
PST87□R□□□U□ (SC-82)
PST87□R□□□N□ (SOT-25)
PST88xR N-chオープンドレイン

内部設定

PST88□R□□□R□ (SSON-4)
PST88□R□□□U□ (SC-82)
PST88□R□□□N□ (SOT-25)
12V IC-PST596 N-chオープンドレイン

内部設定/50msec

PST596□N (SOT-25)
IC-PST597 N-chオープンドレイン

内部設定/100msec

PST597□N (SOT-25)
IC-PST598 N-chオープンドレイン

内部設定/200msec

PST598□N (SOT-25)

「車載」定格40V、バッテリーの電圧監視に最適なセンス分離リセットIC

構成例 出力論理 最大定格 シリーズ型名 出力タイプ

遅延時間

センス分離

マニュアルリセット

シリーズ (パッケージ)
遅延端子あり / センス分離 / 1ch
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リセットIC自身の電源電圧とは別の電圧を監視できる
Active Low 40V PST114 N-chオープンドレイン

外部設定

PST114□□□N□ (SOT-26)
Active High 40V PST11D N-chオープンドレイン

外部設定

PST11D□□□N□ (SOT-26)
遅延端子なし/センス分離/2ch

リセットIC自身の電源電圧とは別の2つの電圧を監視できる
CH1:Active L / CH2:Active L 40V PST122A N-chオープンドレイン

PST122A□□NRH (SOT-26B)
CH1:Active L / CH2:Active H PST122B N-chオープンドレイン

PST122B□□NRH (SOT-26B)
CH1:Active H / CH2:Active L 40V PST122C N-chオープンドレイン

PST122C□□NRH (SOT-26B)
CH1:Active H / CH2:Active H PST122D N-chオープンドレイン

PST122D□□NRH (SOT-26B)

4. よくあるご質問(FAQ)

データシートで「NC(無接続)」と指定されている端子について、基板設計の都合上、GNDやVDDに接続(パターン上に実装)しても問題ありませんか?
はい、原則として問題ありません。事前にお問い合わせください。
例えば当社製品(PST88xR / PST87xRシリーズ等)において、NC(No Connection)と表記されている端子(例:3番ピン等)は、IC内部で電気的に完全に独立しています(オープン状態)。
そのため、既存基板の配線パターンの都合や、ノイズ対策・放熱目的で該当端子をGNDに接続した状態のまま、実装いただいても、基本的にICの電気的特性に影響を与えることはございません。詳細は、ご使用前にお気軽に「お問い合わせ」ください。
型式の先頭に「IC-」がついているものと、ついていないものの違いは何ですか?(例:PST597 と IC-PST597)また末尾の「R」「L」「UR」等の意味は?
製品の正式名称はIC-PST597です。
過去の型式でIC-を省かれて表現している場合がありますが、お客様の手配型式や従来の品名(IC-なし)と機能・性能・パッケージの差異はございません。また、末尾のアルファベットは「パッケージの形状・ピン配置の違い」や「テーピングの巻き方向(R=右巻き、L=左巻き)」、「環境対応区分(G=RoHS/Pbフリー等)」を表しています。詳細な型式構成表は、「パッケージ対応表」をダウンロードしてご確認ください。
届いた製品の表面にSOT Package 「AHK5S」といった印字がありますが、これは正式型式ですか?
いいえ、これらは小型パッケージ(SOT-25A等)専用の「マーキング(捺印記号)」です。
製品サイズが小さいため、正式型式(例:IC-PST8433NRなど)をすべて印字することができません。そのため品名記号とロットの識別記号(デートコード等)を印字しております。お手元の現品印字がどの正式型式に対応しているか、または識別規則の資料が必要な場合は、「技術問い合わせ」よりご請求ください。
IC-PST84XXデータシートの電気的特性にある「“L” 出力電流」の最小値欄に「1.6mA」と書かれていますが、これは「最大で1.6mAしか流せない」という意味ですか?
いいえ、「最低でも1.6mAの電流をSINKする能力をがある」という意味です。
電気的特性において、出力トランジスタのドライブ能力(吸い込み電流)の欄にある「MIN(最小値)」は、Ta=25℃の条件で、確実に最小値以上の電流を流せる実力(設計保証値)があることを示しています。
マイコンに内蔵されているLVD(低電圧検出機能)があれば、外付けのリセットICは不要ですか?
高い信頼性が求められるシステムでは、外付けリセットICの併用(冗長化)を推奨します。
万が一、強烈な外来ノイズなどによってマイコン自体がハングアップ(フリーズ)した場合、内蔵されているLVD自体も正常に動作しなくなるリスクがあります。マイコンから完全に独立した外付けリセットICを配置することで、電源電圧の異常を確実に検知し、システム全体を安全に再起動させるフェールセーフ(冗長性)が確立できます。

尚、FAQの内容については仕様変更等により、異なる可能性があります。必ず、仕様書等で御確認の上、ご使用くださるよう、お願いいたします。
詳細は、フォームよりお気軽に「お問い合わせ」ください。

小ロットをご希望の場合は、以下のオンラインショップよりお求めください。


導入をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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