お客様の用途に合わせ、インペラ及びケースを含めたカスタム設計対応が可能、
自社ボールベアリングを使用しており耐環境性にも優れています。
電子部品はAEC-Q100に準拠し、自動車用途で求められる動作温度範囲-40℃~+105℃での使用が可能です。
用途
二次電池
シートベンチレーション
LEDヘッドランプ
AD/ADAS ECU
LiDAR
インフォテインメント
インバーター
オンボードチャージャー
車載ファンモーターとは?求められる役割と性能
車載ファンモーターは、自動車に搭載される電子部品やバッテリーなどの発熱を抑え、適正な温度に保つための冷却用モーターです。近年の電動化(BEV,HEV,PHEV)やADAS(先進運転支援システム)の高度化により、車載電子部品の発熱量が増大しています。従来の自然空冷では対応が難しくなっているため、ファンモーターによる「強制空冷」の重要性が急速に高まっています。一般的なモーターと異なり、車載用には「過酷な温度変化に対する耐環境性」や、車内の快適性を保つための「高い静音性」が求められます。
ミネベアミツミは、耐仕様環境性能(-40~105℃)は勿論、AEC-Q100に準拠した車載電子部品を搭載した、信頼性の高い自動車専用のファンモータを提供しています。
特長
年間1,700万台以上
の生産実績
自社製ボールベアリングを使用した、車載用ファンモーターです。年間1700万台以上の生産実績を誇り、全世界へ製品を提供しています。
CAE解析により
開発リードタイムを短縮
開発初期から、解析シミュレーションを駆使し、潜在的な課題を事前に把握することで、試作回数や設計期間を短縮する事が可能です。
お客様の用途・要望に合わせた
カスタム設計
数多くのカスタム対応実績から、ご使用環境を考慮に入れ、お客様が求める最適なファンモータをご提案いたします。
カスタム事例(ファンモーター+One)
ヒートシンク一体型ファンモーター

当社では、ファンモータ単品のカスタム対応だけでなく、周辺部品を含めたユニットでのご提案も可能です。
【ユニット設計のメリット】
- 小型・軽量化:周辺部品を含めたトータル設計で最適化。
- 省エネ化:システム全体での効率向上を図ります。
- 工数削減:ユニット納品により、お客様の組み立て工数を削減。
- 採用例
- LiDAR、ECU冷却、インフォテインメント、DCDCコンバータ 他
耐環境性能

耐環境性能のカスタマイズもご提案が可能です。高い防水・防塵性能に加え、車室外やアンダーフードなどの過酷な環境下でも使用する事が可能です。
【特徴】
- IP特性 ⇒ IP68,69K 相当
- 使用環境温度 ⇒ -40℃~125℃
- 採用例
- LEDヘッドランプ、LiDAR、ECU冷却 他
解析技術

CAE解析技術を駆使し、振動、騒音、流路解析はもちろん、実際の仕様環境下で発生するシステムインピーダンスを把握することで、より効率的に用途に適した製品を開発することが可能です。
48V対応(開発中)

車載システムの電動化や自動化に伴い、電装品への電力供給量が増加しており、車載電源システムの48V化の移行が加速しています。現状の5V・12Vタイプに加えて、48Vタイプの開発を進めています。
用途例
ADAS(先進運転支援システム)及び自動運転機能の進化や、移動空間としての快適性向上など、自動車は日々進化を続けています。
これまで、自然空冷方式で冷却していた電子部品も発熱量が増大し、ファンモーターによる「強制空冷方式」の必要性が高まっています。
また、車室内は移動空間へ変化し続けており、ファンモーターの「静音化」は更に重要な課題として位置づけられています。
ミネベアミツミの車載ファンモーターは、車室内外問わず幅広い用途での採用実績から、お客様の搭載箇所や用途に応じた技術課題(ニーズ)に対し、最適な運用条件(使い方)を考慮したカスタム設計を行います。






ミネベアミツミのファンモーターが選ばれる理由
産業分野(用途)から探す
よくあるご質問(FAQ)
自動車特有の過酷な環境(高温・低温)への耐性はありますか?
対応しています。
車載向けに最適化された設計により、エンジンルーム付近など、急激な温度変化に晒される環境下でも安定して動作します。必要に応じて防塵・防水(IP対応)仕様のご提案も可能です。 詳細についてはお問い合わせフォームにてご相談下さい。
制御方法(PWM等)やコネクタ形状のカスタマイズは可能ですか?
可能です。
お客様の設計するシステムの熱設計に合わせて、きめ細やかな回転数制御(PWMコントロール)機能の付加や、各種センサーの搭載、コネクタ・リード線長の変更など、柔軟なカスタマイズ提案を行っております。 詳細についてはお問い合わせフォームにてご相談下さい。
車載ファンモーターと一般的なファンモーターの違いは何ですか?
最大の違いは「過酷な環境への耐性」と「車載品質基準のクリア」です。
車内やエンジンルームといった自動車特有の環境は、急激な温度変化や激しい振動を伴います。そのため車載用には、一般的なモーターにはない高度な「耐熱性・耐振動性」や「防水・防塵性(IP規格等)」が求められます。また、AEC-Q100などの厳しい車載専用規格に準拠している必要があります。
なぜ車載ファンモーターで「48V対応」が必要とされているのですか?
自動車の電子機器が増加し、従来の12Vシステムでは電力が不足しつつあるためです。
EV(電気自動車)の普及や自動運転技術(ADAS等)の高度化により、車載システム全体の消費電力が急増しています。これに対応するため、より大電力を効率よく供給できる48V電源システムへの移行が進んでおり、そこへ直接接続して冷却を担う「48V対応ファンモーター」が求められています。

