1. 回転機器

電磁クラッチ/ブレーキ

電磁クラッチ/ブレーキの製品画像

電磁石の力で回転動力を瞬時に「つなぐ・切る・止める」制御部品です。動力を伝達する「クラッチ」と回転の制動・保持する「ブレーキ」があります。小型でも非常に高いトルクを発揮する歯形式クラッチや電源がOFFになると摩擦力だけで停止させる乾式負作動形ブレーキなど幅広いタイプを揃えています。

用途

  • 製鐵ライン

  • 立体駐車場

  • NC工作機械

  • 搬送装置

  • クレーン

  • 断裁機

  • ベルトコンベア

  • 試験装置

  • 水力発電所

  • 各種産業機械

電磁クラッチ/ブレーキの型式一覧

以下のテーブル内の矢印アイコンを押下していただくと、昇順から降順と順番に切り替わります。

スクロールできます

型式

タイプ

製品カタログPDF

EZE / EZDタイプ 歯形式電磁クラッチ PDF
EZLタイプ 歯形式電磁クラッチ PDF
EZRタイプ 歯形式電磁クラッチ PDF
ZQSタイプ 負作動形歯形式電磁クラッチ PDF
ZAAタイプ 歯形式電磁クラッチ PDF
ZBAタイプ 歯形式電磁クラッチ PDF
ZCAタイプ 歯形式電磁クラッチ PDF
ZDAタイプ 歯形式電磁クラッチ PDF
ZEAタイプ 負作動形歯形式電磁クラッチ PDF
ZFAタイプ 負作動形歯形式電磁クラッチ PDF
ZGAタイプ 負作動形歯形式電磁クラッチ PDF
ZHAタイプ 負作動形歯形式電磁クラッチ PDF
NAAタイプ 乾式負作動形電磁ブレーキ PDF
NACタイプ 乾式負作動形電磁ブレーキ PDF
KFLMタイプ 負作動形ブレーキ付クラッチ PDF
MCタイプ 乾式単板クローズ形クラッチ PDF
MBタイプ 乾式単板クローズ形ブレーキ PDF
MCMBタイプ 乾式単板クローズ形クラッチ・ブレーキ PDF
MCOタイプ 乾式単板オープン形クラッチ PDF
MCAタイプ 乾式単板オープン形クラッチ PDF
MBOタイプ 乾式単板オープン形ブレーキ PDF
SBタイプ 乾式単板クローズ形ブレーキ(負作動形) PDF
TB / NBタイプ 乾式負作動形電磁ブレーキ PDF
GR31-62 ブラシホルダー及びブラシ
GR05-10 ブラシホルダー及びブラシ
M-BRタイプ 標準形電源装置(有接点式過励磁制御)
BGタイプ 押上式ブレーキ PDF

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よくあるご質問(FAQ)

電磁クラッチ・ブレーキの使用環境は?

一般的な製品の使用環境は、温度範囲-10℃~+40℃、湿度20~80%/RH(結露なきこと)B種絶縁です。

指定の環境範囲外で使用すると、金属部品の錆や摩擦材の劣化を招き、規定のトルク特性を発揮できなくなる恐れがあります。また、上限を超える高温環境下ではコイルの焼損や絶縁不良のリスクが高まるため、仕様で定められた環境条件を維持することが製品寿命を最大限に延ばす上で重要です。

電磁クラッチ・ブレーキはAC電源で動作しますか?

いいえ、一般的な電磁クラッチ・ブレーキはDC電圧(直流)で動作します。

AC(交流)電源の設備に組み込む場合は、専用の電源装置を用いてACからDCへ変換を行う必要があります。直流電源を使用することで電磁コイルに安定した磁界が発生し、アーマチュア(可動鉄片)を確実に吸引・保持して高精度な動作を実現します。

電磁クラッチ・ブレーキの配線(2本)に極性はありますか?

一般的な電磁クラッチ・ブレーキにおいて極性はありません。

プラス(+)とマイナス(-)のリード線をどちらに接続しても、コイル内部で発生する電磁力(吸引力)の強さや動作特性に影響を与えることはありません。そのため、設備への組み込み時における配線作業が容易であり、結線間違いによる故障リスクも低減されています。ただし、制御回路側にサージ吸収用ダイオードなどを設ける場合は、回路全体の極性にご注意ください。

供給電圧の変動幅はどのくらいまで許容されますか?

安定した動作のため、製品の定格電圧に対し±10%以内でご使用ください。

供給電圧が定格より低すぎると十分な磁力が発生せず、スリップによる摩擦材の早期摩耗やトルク不足の原因となります。逆に電圧が高すぎる場合は、コイルの発熱量が許容値を超え、断線や絶縁劣化を引き起こす危険性があります。確実な応答性と長寿命を確保するためには、適切な電圧管理が不可欠です。

軸垂直(縦向き:天地方向)に取り付けることは可能ですか?

一般的な電磁クラッチ・ブレーキは性能を維持するため軸水平で取り付けてください。

軸を垂直(縦配置)に設置すると、重力の影響によってアーマチュアの移動に偏りが生じ、開放時の引きずり(空転トルクの増加)や摩擦材の偏摩耗が発生しやすくなります。製品本来の応答性能と耐久性を安定して発揮させるため、重力負荷が均等になる水平方向での軸配置を基本設計として推奨しています。

電動クラッチ・ブレーキの摩擦材にアスベストを使用していますか?

いいえ、ミネベアミツミ製電磁クラッチ・ブレーキの摩擦材は全てノンアスベストを使用しておりますのでご安心ください。

環境負荷の低減と作業者の健康・安全を最優先に考慮し、有害物質である石綿(アスベスト)を一切含まない環境対応型の摩擦材を採用しています。

歯形式電磁クラッチは回転中の連結が可能ですか?また、開放時に負荷や回転数を下げる必要はありますか?

連結については完全静止時に行うのが基本です。一方、開放(切り離し)については最大回転数・最大トルク時でも可能です。

歯形式(トゥースクラッチ)は摩擦式とは異なり、金属の歯を噛み合わせて動力を伝達する構造のため、回転中に連結させると歯先が激突し破損に直結します。そのため、必ず入力軸と出力軸の相対速度がゼロ(静止状態)の時に噛み合わせる必要があります。一方で、噛み合った状態からの開放は、負荷が最大にかかっている動作中であっても瞬時に行うことができるという優れた利点を持っています。

サポート・お問い合わせ

各種製品に関するお問い合わせや技術的なご質問、各種資料のお取り寄せなど、各製品担当者がお答えいたします。

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