測定方法
転がり玉軸受の寸法及び振れの検証に関する一般原則はJIS B 1515-2に規定されています。
実測寸法および振れの測定方法の概要を次に示します。
寸法関係
- 実測内径 (ds)・・・図8-1
 - 実測外径 (Ds)・・・図8-2
 - 実測内輪幅 (Bs)・・図8-3
 - 実測外輪幅 (Cs)・・図8-4
 
          
ラジアル平面内で角度を変えて測定する。
 内径(ds) 図 8-1
          
ラジアル平面内で角度を変えて測定する。
 外径(Ds) 図 8-2
          
内輪を1回転させ、測定する。
 内輪幅(Bs) 図 8-3
          
外輪を1回転させ、測定する。
 外輪幅(Cs) 図 8-4
振れ関係
- 内径の軸線に対する内輪側面の直角度 (Sd)・・ 図8-5
 - 側面に対する外輪外径面の直角度 (SD)・・・・ 図8-6
 - 内輪のラジアル振れ (Kia)・・・・・・・・・・ 図8-7
 - 外輪のラジアル振れ (Kea)・・・・・・・・・・図8-8
 - 内輪のアキシアル振れ (Sia)・・・・・・・・・ 図8-9
 - 外輪のアキシアル振れ (Sea)・・・・・・・・・図8-10
 
          
内輪を1回転させながら指示計を読む。
 内輪側面の直角度(Sd) 図 8-5
          
外輪を1回転させながら指示計を読む。
 外輪外径面の直角度(SD) 図 8-6
          
内輪に荷重を負荷し、1回転させながら指示計を読む。
 内輪のラジアル振れ(Kia) 図 8-7
          
外輪に荷重を負荷し、1回転させながら指示計を読む。
 外輪のラジアル振れ(Kea) 図 8-8
          
内輪に荷重を負荷し、1回転させながら指示計を読む。
 内輪のアキシアル振れ(Sia) 図 8-9
          
外輪に荷重を負荷し、1回転させながら指示計を読む。
 外輪のアキシアル振れ(Sea) 図 8-10